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米不動産業が伯進出=「21世紀」が国際規模で展開
ニッケイ新聞 2008年8月6日付け
米国の不動産業最大手で世界六十カ国にネットを持つ「二十一世紀」が、ブラジル進出を決めたと、七月二十四日付けヴァロール紙が報じた。同社の営業はフランチャイズ方式を採るので、フランチャイジーは「二十一世紀」の看板代を払い、本社マーケティングの管理下に入る。
ブラジル国内には二〇〇九年までに、百店を出店する。営業内容は、新旧住宅やアパート、マンション、商店、工場、農場などの不動産販売と購入、賃貸管理で、従来の不動産業と大差ない。違うのは本社の宣伝と海外からの問い合わせ位。
ただ、国際規模なので、ブラジルの不動産投資が有望であれば新味が期待できる。先ずはサンパウロ市から始め、リオと南伯へ拡張する。最後に東北伯。サンパウロ州は既に、二十社が名乗り出ている。