ニッケイ新聞 2008年7月29日付け
二十七日に行なわれた「第六回ブラジルYOSAKOIソーラン大会」。昼の部と夜の部、それぞれ別の審査員の前で二度同じ踊りが披露され、大人の部・子供の部から各三チーム、グランプリ一チームが表彰された。見事入賞したチームも、そうでないチームも、最高の笑顔で舞台を飾っていて、楽しんでいるのが伝わってきた。「より格好よく踊りたいと思う気持ちが、チームの向上に繋がる」と話すJICAシニアの嶌原まさ子さん。日本ほど情報のない中で、みるみるレベルを上げてゆくブラジルのYOSAKOIソーランに、「これからが楽しみ」とまで話した。今回の優勝チーム「平成なるこ会」を超えるいきおいのあるチームの誕生が楽しみだ。
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創立五十周年を記念して憩の園内に新しく建設された宮腰千葉太多目的ホール。予定の日時には少々遅れたものの、式典までにほぼ完成した。しかし、当初から懸念されていた資金面はいまだに厳しい状況。関係者によれば予算の約六〇パーセントしか集まっていないのだとか。そのため、除幕式で披露された記念プレートの一部は白紙の状態。まだまだ一安心とはいかないようだ。
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憩の園創立五十周年式典では、誰もが創立者の渡辺マルガリーダ・トミさんを賞讃し、称えていた。しかし、来場者の中には「サンフランシスコ修道院から土地を提供してもらったから、ここまでできた。もっと称えても良いのでは」と疑問を投げかける人の姿も。創立者と土地提供者、どちらかが欠けても現在の憩の園はなかっただろう。