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友情の灯を史料館に=兵庫県実行委が寄贈

ニッケイ新聞 2008年7月24日付け

 百周年を記念して日伯交流年兵庫県実行委員会(西村正委員長)から商船三井を通じてブラジル側に送られた「友情の灯」がブラジル日本移民史料館に寄贈されることになり、十七日午後、同館で寄贈式が行なわれた。
 「友情の灯」は六月二十一日に、サンパウロのサンボードロモで行われた記念式典で、著名人により聖火リレーが行われ、多くの人を魅了したことは記憶に新しい。
 寄贈式では日本側を代表してカワサキ・ド・ブラジル社長の澁谷吉雄氏が出席。上原幸啓文協会長、栗原猛同史料館運営委員長、松尾治百周年協会執行委員長に、電気エネルギーに変換された「友情の灯」を手渡した。
 上原会長は「友情の灯は日本人の真心がこもったもの。とても歓迎している」と喜びを表した。
 今後は、同資料館内に展示するほか、国内各地の巡回写真展などで披露される予定。