ニッケイ新聞 2008年7月22日付け
社会福祉法人・救済会(吉岡黎明会長)は、二十七日午前十時から、グアルリョスの憩の園で、「憩の園五十周年記念祭」を催す。
吉岡会長、相田祐弘副会長、上島中田悦子副会長の案内によれば、記念祭会場は新装なった「宮腰千葉太多目的ホール」、正午からの記念式典にさきだって、午前十時「憩の園史料室」のイナウグラソン、同十一時から感謝のミサが行われる。儀式のあとシュラスコによる会食があるが、席上、来伯中の歌手吉武まつ子さん、同中平マリコさんが記念歌唱することになっている。
憩の園創立五十周年関連の事業は、今回の史料室完成をもって終了するが、救済会内部の五十一年以後の構想として、広い敷地を活用した「有料老人施設」の建設がある。入居希望者から資金を募る方式も考慮されているが、現在の救済会の定款では不可能とされ、まだ研究の余地があるという。
早晩実現されるのは、従来憩の園で行なわれてきた老人介護者家族とボランティア向け講座の、サンパウロにおける開催である。
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恒例第三十四回「憩の園バザー」が、八月十七日午前九時から午後五時まで、同園で催される。販売は日用品、手芸品、食品、玩具、花など。アトラクションは盆踊り、笠踊り、青い鳥、和太鼓、ダンサ・セニオル、カラオケ、歌(ジョー・ヒラタ、中平マリコ、ジュリアナ・岡部、伊藤カレン)など。
今回初めてリベルダーデ駅から会場向け無料バスが出る。出発が午前八時~十一時、帰りは園から午後三時~五時出発。