ニッケイ新聞 2008年7月18日付け
煎茶道静風流ブラジル灯楽会(森由里子教授)は、日本祭り会場で十九、二十の両日午前十一時から午後四時まで、点前を公開、煎茶と生菓子、紅茶とケーキのセットをそれぞれ、三レアルで販売する。日本祭りは既報の通り、サンパウロ市のセントロ・デ・エスポジソンエス・イミグランテスで催す。
同会は、石本光暁会主(在日本)によって創立され、二十年になる。
日本祭りでおこなうのは、今年で四年目、立礼式(りゅうれいしき)というテーブルと椅子を利用して茶を点てる点前である。
森教授は「今年は移民百周年という年にできて嬉しい。この機会に茶道のことをもっと知って欲しい」と述べた。