ニッケイ新聞 2008年7月9日付け
【ブラジリア】皇太子殿下とルーラ大統領が鑑賞するなか、約五百発の花火が、百年目の移民の日(六月十八日)のブラジリアの夜空を彩った。これは三菱自動車が提供し、ケンブリッジ・コンサルタントが主催した。
夜八時からブラジル外務省で行われた歓迎晩餐会の前に、連邦議会と各省庁のビルの並ぶ官公庁街から打ち上げられ、約十分間に渡って華麗なショーが繰り広げられた。
当日は皇太子殿下と大統領、両国政府の主要列席者のほか、地元ブラジリア、アナポリス、ゴイアニアなどから駆け付けた日系団体代表者らが鑑賞し、口々に「とても迫力があって豪華だった」との声が聞かれた。
終了直後には、晩餐会の列席者や会場周辺で鑑賞していた観客らから大きな拍手が沸き起こった。