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文協桜祭り大いに賑わう=国士舘センターに約7千人

ニッケイ新聞 2008年7月8日付け

 ブラジル日本文化福祉協会は、五、六日、国士舘スポーツ・センター(ブンジロー・ナカオ道路48キロ、サンロッケ)で毎年恒例の文協桜祭りを催した。およそ七千人が参加して賑わった。
 会場では、凧揚げや玉投げ、カラオケのアトラクション、花屋、マーケットの売店開設、折り紙やビーズのアクセサリーのワークショップをおこなった。
 食品コーナーでは、ボリビアやロシア・コロニアの関係団体、各地域の文協、ADESC、コチア青年団が参加。やきそば、寿司などのほか、それぞれ特色のある食品、梅漬け、漬物、柚子胡椒、寿司、餅などを販売した。
 ドイツの民族ダンス団は、観客をステージに呼び、踊りを教え、輪をつくり一緒に踊った。
 歌謡ショーには、演歌歌手の中平マリコさんが「さくら、さくら」や「夕焼け小焼け」、オリジナル・メドレーなどを歌い会場を盛り上げた。
 諸川有朋文協理事は「昨年二万部だった広告チラシが今年は移民百周年ということもあり、三万五千に伸びた。天気も快晴になり、今年は桜が見応えあった」と述べた。
 観客も大満足のようで「桜が綺麗だった、こんなに素晴らしいなら来年も、また来たい」と話した。