ニッケイ新聞 2008年7月4日付け
十年ぶり二度目の早慶戦開催へ――。ブラジル日本移民百周年を記念して、ブラジル野球連盟(大塚ジョルジ会長)が主催する「日伯友好親善試合 早慶戦」が、八月九日から十七日まで五都市で開催される。
六月二十五日午後、サンパウロ市リベルダーデ区内のニッケイパラセホテルで、記者会見が行われた。大塚会長、沢里オリビオ副会長、ブラジル稲門会(早稲田大学OB会)の相田祐弘会長、三田会(慶應義塾大学OB会)の石井賢治会長たちが訪れた。
早稲田大学野球部と慶應義塾大学野球部が揃って来伯するのは、一九九八年に続いて二度目。両チームは、八月七日から十八日まで滞在し、各地で、早慶戦とブラジル代表チームとの試合を開催する(ただし、イビウーナのみ早慶戦は行われない)。
大塚会長は「ブラジルで早慶戦を見る機会は、ほとんどないので、是非この機会に訪れてほしい」と呼びかけた。
各地入場料は十レアル(サンパウロ市ボン・レチーロは入場無料だが、整理券が必要)。詳細等入場券に関する問い合わせは、同連盟(11・5034・9904)、パウリスタ野球連盟(11・3209・4426)、稲門会(11・5054・3913)、三田会(11・3885・4938)まで。
試合日程は次の通り。【八月九日】プレジデンテ・プルデンテ、【十日】マリンガ、【十四日】リンス、【十六日】イビウーナ、【十七日】サンパウロ(ボン・レチーロ)。
この他に、百周年を記念して、八月の終りに高校野球、十月に社会人野球が各地で開催される予定。