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柴田空軍少将、故郷に錦=町挙げて祝賀会 レジストロ

ニッケイ新聞 2008年7月2日付け

 【レジストロ】レジストロ市役所、レジストロ市ブラジル日本移民百周年祭典委員会、レジストロ日伯文化協会、レジストロ・ベース・ボール・クラブは、六月十四日、ベース・ボール・クラブ会館で、柴田アゴスチンニョ空軍少将昇進の祝賀会を催した。柴田空将(62)は、レジストロ出身で、コウキ・キタジマ小学校、ファビオ・バレット中学校、高校二年までとこの町で過ごした。
 祝賀会には、柴田空将の同僚、親戚、恩師、市会議員、昔の級友、野球仲間ら約百七十人が出席、盛大に催された。遠くブラジリア、サンパウロ、クリチーバからも柴田さんの昇進を祝いに駆けつけた。
 ブラジル国歌斉唱、レジストロの市歌がテープで流された後、那須野英男、レジストロ市ブラジル日本移民百周年祭典委員長、、サムエル・モレイラ・ダ・シルヴァ・ジュニオール・サンパウロ州議会議員、クローヴィス・ヴィエイラ・メンデス市長が祝辞を述べた。
 その後、ニウトン・ジョゼ・広田・ダ・シルヴァ市会議長が市議会の開会を宣言、司会者より柴田氏の輝かしい経歴が披露され、レジストロ市名誉市民賞が贈られた。また、ベースボール・クラブからは名誉会員証、日本移民百周年祭典委員会、文協、RBBCからは表彰状が贈られた。
 柴田空将は、盛大な祝賀会を催した、主催者、友人、出席者に感謝した後、「私は青少年時代レレジストロで過ごしました。学校では勿論、野球や陸上競技を通じて色々学び、経験したことが私の人生の基礎になっていると思っています。今日の私があるのも皆さんのお陰です。」と述べた。
昔から謙虚だった柴田空将、今も全然変わっていないと、級友たちの評であった。