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今年も「友愛セール」=13日、サンパウロ友の会

ニッケイ新聞 2008年7月1日付け

 サンパウロ友の会は、十三日午前十時から午後二時まで、ピラチニンガ文化体育協会会館(ヴァレリオ・デ・カルヴァリョ街63)で恒例第五十三回友愛セールを催す。販売は衣料品(新品と中古品)、手芸品、食品(会員手づくりのカゼイロ)、特設レストランでうどん、しるこなど。利益は福祉団体への寄付に充てられる。
 同会リーダーの若林敦子さん、久保悦さんによれば、友の会は羽仁吉一、もと子夫妻によって創刊された『婦人の友』の読者の集いとして日本で発足した団体。「よい家庭がよい社会を創り出す」との願いで、友と励み合うことが会の活動の基礎になっている。
 今年『婦人の友』は創刊百五年、友の会は七十八年目を迎えている。海外拠点は九ヵ所、サンパウロは会員数六十一人で五十四年目。友愛セールは、一軒の家で不用となっても、それを必要とする人に有効に使ってほしい、という願いをもって、よく手入れをして、安く買っていただく、というのが趣旨である。