ホーム | 日系社会ニュース | 井上さん10度目の南米公演=6日には文協大講堂で

井上さん10度目の南米公演=6日には文協大講堂で

ニッケイ新聞 2008年6月27日付け

 毎年南米公演を行っている演歌歌手の井上祐見さんの歓迎会が、十七日午後七時からリベルダーデ区内のニッケイパラセホテルで開かれた。井上さんは、今年南米公演十回目になる。
 同歓迎会には、小山昭朗南米後援会会長、南米公演を支援し続けてきた株式会社ダイドーブラジル商事の園田昭憲社長はじめ、ピエダーデや、スザノからもファンが駆けつけた。
 各地での公演を前に、ブラジルで一足早く新曲「オブリガーダ笠戸丸」も披露され、一年ぶりの再会に会場内は終始笑顔に包まれた。
 井上さんは「懐かしい顔を見て、ほっとすると同時に気が引き締まる思いです」と、ファンに囲まれながら笑顔で語った。
 小山後援会会長は「十年間移民のために歌い、また地方の方々に聴いてもらいたい、という純粋な気持ちを持っているからこそ応援したくなる」と、南米公演十周年の功績を称えた。
 今回の公演は次の通り。【二十七日】午後七時からグァタパラ(グァタパラ農事文化体育協会)【二十九日】午後五時からブラジリア(LBV)【七月四日】午後七時からスザノ(スザノ文化協会)【六日】午後一時からサンパウロ市(ブラジル文化福祉協会)。
 なお、文協の公演は入場無料だが、援協福祉センター建設支援チャリティー公演のため、協力券(二十レアル)を購入した人には「ソウ・ジャポネーザ」「オブリガーダ笠戸丸」の入ったCDをプレゼント。協力券のお求めはニッケイ新聞社(11・3208・3977)、援協(11・3385・6601)、明石屋(11・3208・1833)、プロゴルフ(11・3277・5155)まで。