ニッケイ新聞 2008年6月24日付け
サンボードロモで二十一日にあった百周年式典にご臨席された皇太子さまは、異例の厳しいスケジュールにも疲れた表情を見せることもなく、同日夜、モルンビー区のバンデイランテス宮で行なわれたジョゼ・セーラサンパウロ州知事主催の晩餐会に出席された。
セーラ知事から、皇太子さまに弦楽器ビオラが、愛子さまには、バイオリンと絵本『フリッチス』(ジラウド作、日本語訳)が贈られた。
晩餐会の後に行なわれた弦楽器の四重奏では、皇太子さまもご持参のビオラで飛び入り参加、モーツァルトの『アイネクライネナハトムジーク』を披露され、出席者からは大きな拍手が起きていた。