15日午前、サンパウロ市西部ジャルジン・アルポアドールで、36歳の麻薬常用者の運転する車が猛スピードでバス停に突っ込み、62歳の女性が死亡し、さらに5人が重軽傷を負った。負傷者の中の47歳の女性は足を切断される重傷だ。運転していたエリゼウ・モウラ・コエーリョ容疑者は逮捕され、飲酒運転と殺人罪で起訴される見込みだ。同容疑者は酒、クラック、コカインを摂取していたことを認めている。警察の証言によると、麻薬を絶つための薬剤を加療中との理由で、エリゼウ容疑者の家族は車の運転に反対していたが、肉親の家に侵入し、車の鍵を盗んで運転していたという。
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15日より、サンパウロ市内のバスレーンに乗客中のタクシー乗り入れが解禁となったが、早速、無乗客のタクシーが侵入しはじめ問題となっている。16日付アゴラ紙によると、15日にパウリスタ大通りのパライゾ方面の709番地点で観測したところ、客なしの乗り入れが6台見つかった。また、5月23日通りのツトイア高架橋付近に至っては18時16~31分のわずか15分で14台もの違反タクシーが見つかった。予想された問題だが、さて、どう対処するか。
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16日から、サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグがはじまったが、リーグ戦出場の32の強豪クラブのうち、ブラジル人選手は26のクラブに79人所属しているという。これはスペインの123人、ポルトガルの86人についで3番目に多い数字でラ米国ではダントツの1位。こうした事実に自信を持ってセレソン作りをしてほしいものだ。
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