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塩見さんヤング部門優勝=日本アマチュア歌謡祭で

ニッケイ新聞 2008年6月11日付け

 去る五月三十一日、東京で開催された日本アマチュア歌謡連盟主催の第二十四回日本アマチュア歌謡祭で、ブラジルから二人が出場し、塩見由味さん(25)が見事、ヤング(若者)部門のグランプリを獲得した。
 七日夜、佐賀県人会館でNAKブラジル支部の会員約四十人の前で帰国報告し、賞をとった「熱い河」を披露し、拍手を浴びた。
 塩見さんは「独身最後の良い思い出になった。移民百周年の年にブラジルを代表して日本で歌い、賞をとれたことを光栄に思います」と婚約者の横で感想をのべた。
 同歌謡祭では、第一回に白坂典男さんが総合でグランプリをとったほか、近年でも第二十一回に芦原シアネさん、第二十二回には岡田美奈ケイラさん、第二十三回にも三沢モニカさんがやはりグランプリをとり、三連勝を飾っていた。
 今回はヤング部門だけだったが、北川彰久前会長は「歌だけでなく、司会者からの受け答えも日本語で上手にできていた」と喜んでいた。