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阿含宗、護摩焚いて法要=移民100周年を記念

ニッケイ新聞 2008年6月11日付け

 阿含宗ブラジル支部は十五日午前十時半から正午まで、同支部(ドトール・ノゲイラ・マルチンス街247・サウージ区)で、日本移民百周年の一環として、「ブラジル日本移民開拓先没者成仏供養護摩法要」を開催する。入場無料。
 同支部は、設立二十年以上になる護摩炊きを行う仏教の一宗派。〇六年、昨年と続いてサンパウロ市カランジルー刑務所・拘置所跡で淨霊法要をおこなった。
 案内に来社した僧侶大竹覚愛さんと信徒の高倉尚子さんによれば「開拓移民の諸精霊を心から供養し、日本ブラジル両国の安穏と故国の繁栄を祈る」のが目的。
 また二人は「今日の両国の礎となった祖霊の苦労を偲び、その功績や犠牲を忘れないためにも是非たくさんの人に来て欲しい」と呼びかけた。
 問い合わせは阿含宗ブラジル支部(11・3876・8812)まで。