感激のあまり、お手を額に
6月20日午前、文協大サロンで。優しいいたわりのお言葉に感激のあまり、差し伸べられた皇太子さまの手を嗚咽をもらしながら額につける老移民
(撮影:望月二郎)
出迎えた人たちときさくに握手を交わされる皇太子さまの姿に、「26年前の爽やかさと全くお変わりがない」との声も聞かれた
文協大サロンでは高齢者が日の丸を手に到着を待った。皇太子さまが入場されたときには車椅子から立ち上がる白寿者も
無縁仏に深々と礼をされる
6月19日午後、イビラプエラ公園内にあるブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑の前に立ち、志半ばに逝った移民たちの苦労を偲ばれ、深々と頭を下げる皇太子さま
慰霊碑と日本館の間にある芝生で、子供たちも可愛らしく日伯両国旗の小旗を振った
人、人、人のガルボン街
ガルボン・ブエノ街ではブラジル日系老人クラブ連合会やACALなど、いろいろな団体が横断幕を掲げ、心からの歓迎の気持ちを表現した
6月20日午前、「皇太子さまを一目見たい」という多くの人でガルボン・ブエノ街の沿道は埋め尽くされた
6月20日午後、サンパウロ市カルモ公園で百周年記念モニュメント除幕式にご出席された皇太子さま(右端が制作者の絹谷幸太さん)
ジョゼ・セーラサンパウロ州知事主催のバンデイランテス宮での歓迎晩餐会。カマルゴ・グアルニエリ四重奏楽団に、飛び入りで参加された皇太子さま(州政府広報=fotos:Ciete Silverio)
サンパウロ大学の学生らと親しくご懇談される姿は、将来の明るい日伯関係を予感させた。あいさつは流暢なポルトガル語で行なわれ、学生らの度肝を抜く場面も
サンパウロ市東部の「広島中学校」でサンパウロ州日本文化教育プロジェクト「ビバ・ジャポン」をご視察。「折り紙は好きですか」との皇太子さまのご質問に「シン!」と元気よく答える子供たち