ニッケイ新聞 2008年5月29日付け
ブラジルのエタノール協会は、サトウキビ(ケン)でもコーンでもない新たな代替植物コスカタの新品種開発に参加し、パイロット精製所を建設することになった。
コスカタは現在、二種が有力視されている。最終発表は、三ないし四カ月後になる模様。コスカタの直営精製所は二〇〇九年、米ペンシルヴァニア州で本格操業を行う予定。続いてブラジルでの商業生産に入る。
コスカタは二〇〇六年、サン・マイクロシステムの創業者ヴィノード・コスラ氏の手で育てられた。同開発にはアドヴァンス・テクノやグレート・ポイント、カーギルなどが資金援助をした。デトロイトの自動車ショーでGMが、公開した。