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誘拐から7日後に11歳の少年保護

ニッケイ新聞 2008年5月24日付け

 サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポで十五日、父親の死後、遺産として大金が入ったと思い込まれた少年が、学校から帰宅してきたところを誘拐された。
 お菓子や水をあてがわれ、監禁されること七日。父親の遺産が入ったはずと、百万レアルを要求してきた犯人は、電話の傍受で特定され、二人が捕まり、残りも手配中。二十二日に警察に保護され、母親と対面した少年は「生涯で一番幸せな日」と。