ニッケイ新聞 2008年5月20日付け
「グループ・サンセイ」の札幌進出――といえば、もちろん「YOSAKOIソーランで」である。来る六月五日、札幌入りし、大通公園8丁目で開催される本場の祭りで、「ブラジル育ち」を披露する予定だ。
ブラジルにおけるYOSAKOIソーラン踊りの導入者・育ての親である飯島秀昭さん(57)は、今回も大車輪で「進出の道」をつけた。その情熱は札幌の関係者に「サンバのように熱い」と評されている。
ここまで漕ぎつけて、実はまだチーム約三十人の滞在費用が不足しているという。そこで飯島さんは、後援者に話をつけ、同月六日、札幌市内の国際ビルで、チャリティー行事として「グループ・サンセイ」の演舞と飯島さんの講演会を開くそうだ。ちなみにその入場料は三千円(約五十レアル)だ。
頑張る飯島さんとチームの成功を祈る。(神)