ニッケイ新聞 2008年5月15日付け
サンパウロ日伯援護協会経営の日伯友好病院は、移民百周年を記念して、五月三十一日から六月二十九日までの毎週土曜日、日曜日午前七時から正午まで、七十歳以上の日系人を対象に、健康奨励プログラムを開催する。場所は文協ビル地下のリベルダーデ診療所(前名称・援協総合診療所)。
プログラムの対象は、日本人とその子孫である日系人で今年七十歳以上の人たち。検診はすべて無料。
検査項目は心電図、血液検査(コレステロール総値とフラクション値、血液像、中性脂肪、クレアチニン、血糖値、IMC(体重×身長)、血圧)。一日あたり、百人ほどを受けつける予定。後日、検査結果をもとに医師の指導・診察が受けられる。
案内に来社した菊地義治援協副会長、藤居力技術部長、アドリアーナ・カルバーリョ病院マーケティング担当、坂和三郎副会長は「今日の日系社会を築きあげた先輩移民の方々への敬意の気持ちで開催します。最近小便の出が悪い人などはぜひ受診してください」と呼びかけている。
検査の予約は月曜日から金曜日の午前九時から午後四時まで。電話(11・2633・2603)/(同・2633・2613)まで。