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コクエーラ=運動会

ニッケイ新聞 2008年5月14日付け

 コクエーラ日本人会(木本輝親会長)は、四月二十七日にモジ・ダス・クルーゼス市コクエーラ区にある同会館で運動会を開催した。毎年四月の最後の日曜日に開催している運動会は、今年で七十二回目を迎えた。同会の会員、約百五十家族全員が参加して仲良く行われた。
 午前中に行われた開会式には、市長代理の中川タカシ農業部責任者、富山オリンピオ市会議員、与儀ファビオ青年会会長、中山喜代治モジ文化体育協会会長らが出席。木本会長は「ここコクエーラで運動会が盛大に行えるのは、みなさんのおかげ。今日は一日楽しくすごしてください」と開会のあいさつ。続いて、来賓者一同で、日本、ブラジル、サンパウロ州、モジ市の旗がそれぞれ掲揚された。
 競技が始まり、玉入れ、カーレース、リレー、借り物競争、タイヤ転がし、酔っ払いリレー、綱引きなどが行われ、出場者には来場者から大きな声援が送られていた。
 昼食の間には、同会婦人部とコクエーラ日本語学校の生徒たちが「海を渡って百周年音頭」を披露した。
 斉藤マリオさんは「都市に出ている子供や孫がコクエーラに戻ってきてほしいとの願いを込めて行われている。今日も多くの人が戻ってきて、参加してくれているので本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。