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アルゼンチン=亜農業は頼母子で=大規模な組織の資金網完成

ニッケイ新聞 2008年5月6日付け

 亜国の穀物生産者は、銀行が農業融資を行わないためプーリング方式を導入し、営農資金の一般公募を始めた。ブラジルでは「ヴァッキニャ」といわれる農業の頼母子のようなもの。
 プール・グループは無数にあり、恐らく生産の三分の二を占めるといわれる。プールによる収益は、年二〇%と予想。二〇%の三分の一を地主に借地料として払い、小作人が三分の二を取る。
 地主は遺産でもらった土地にすがり付いて生きているが、小作人は、大資本を動かす事業家である。地主自身が作付けをするのは四〇%、六〇%は小作人。小作人は殆ど、亜国とウルグアイ、パラグアイを股にかけ大規模に栽培をしている。