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やぶ医科大を規制=付属病院と一般応対を求む

ニッケイ新聞 2008年4月26日付け

 教育省は医科大学が全国で雨後の竹の子のように開校されたことで二十四日、正式に医師の免状を与えるため、医大に数々の設備を条件づけた。
 主な条件は医大が付属病院を有し、十年以上の医療保険による治療経験があること。病院と医大は市内に位置し、新進医師のインターン制度整備などが義務付けられている。
 医大は当校にない専門分野を有する他の医大の授業内容を容認すること。政府のSUS(統一健康保険システム)を受理し応対すること。医大の付帯設備は、卒業生が研修のできる図書館や研究室などのインフラを有すること。
 医大の開校許可は、三つの条件を満たすこと。教授システムの完備。卒業生が実務に間に合う職業能力を有する。医大設備が機能するなど。