ニッケイ新聞 2008年4月23日付け
和田ロベルト豊氏=ニッケイ新聞翻訳記者。十八日午後五時ごろ、肺ガンのためサンパウロ市のエヴァウド・フォス病院で死去。享年六十三歳。
一九四四年七月サンパウロ市生まれ。五歳で日本へ渡り、両親の故郷北海道で高校を卒業。六三年に帰伯後は丸紅など日系進出企業で働き、二〇〇〇年からニッケイ新聞編集局報道部翻訳記者。デスクも務めた。社交ダンスの指導者でもあった。
昨年九月に肺ガンと診断された後も、治療を受けながら仕事を続けた。今月上旬から同病院に入院していた。
葬儀は十九日午後二時半から、コンゴーニャス墓地で仏式により行なわれ、同日午後四時過ぎに埋葬された。故人の意思により、初七日、四十九日の法要等は行わない。