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不動産融資始まる=大小銀行参入で門戸を開く

ニッケイ新聞 2008年4月18日付け

 金融業界で不動産ローンが注目を引き、昨年比で倍増の百八十億レアルを記録した。ブラジルで不動産ローンは、伯銀やボトランチン銀行が始めて三年に過ぎない。その後BMSuaCasaやMatone、Moradaなどの大小銀行が、参入した。
 まだ取引高は大きくないが、先行きが有望なことで注目を引いている。伯銀だけで百億レアルの成約見込みだ。その他は、八億や七億レアル見込みという。
 伯銀は、連邦カイシャと拮抗しないため農業融資に力を入れていた。しかし、銀行業はポートフォリオ(数々の取引)が常識となったため、住宅事業もその一つとした。