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ニッケイ新聞 2008年4月17日付け

 三十年以上行われている和歌山県人会の家族慰安旅行ピクニック。いつ始まったのか、現在の関係者にも詳しい事がわかっていない。数年前に県庁の関係者が訪れた時、「まだ続いているのか」と驚いたことから、だいたいの年数が分かったという。それにしても、三十年以上も同じ場所へ行き、現在でも約二百人が訪れるピクニックは他の県人会では見られない催し。
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 十一日の夕方から行われたモジ秋祭りの開会式。順調に進み、鏡割りのために場所を体育館前に移し、さぁいよいよ――と多数の来賓はじめ、マスコミ関係者が構えに入った瞬間、会場全ての電気が消え、真っ暗になるハプニングが発生。数分後に電気は点いたものの、展示のテープカットは真っ暗闇の中、展示を見てまわっている時も点いたり消えたりと大変な状況だった。最終的には「展示場の電気を消すので会場から出てください」との言葉も。結局来賓の大半は足早に会場を出た。せっかくの機会なので、もう少しじっくりと見たい人も多かっただろう。
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 NHK沖縄放送局が三月に放映した番組「きんくる~沖縄金曜クルーズ~祝!ブラジル移民100年~海を渡ったウチナーンチュの肝心~」が、十八日午後十一時(ブラジル時間)からNHK海外放送で放映される。県人移住百周年を記念して製作されたもので、資料をまじえながら笠戸丸で渡伯した沖縄県人の子孫を訪ねる内容。県内のみの放送だったが、ブラジル側関係者の要望もあり、放映が決まったという。番組では、笠戸丸移民の故・宮城伊八氏が持参した「百年前の三線」の音色も披露されるようだ。「一人でも多くの人に見てほしい」と県人会関係者は呼びかけている。