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東西南北

ニッケイ新聞 2008年4月11日付け

 本部棟の占拠が続いていたブラジリア総合大学では、十日午前、総長が六十日間の休職を通達。スプリシー上院議員らの説得が功を奏したのか、検察庁からの調書が出されたことが影響したのかは不明だが、この間の責任は副総長が負う。学生らは、通達前に決めていた金曜日の授業放棄と月曜日の総会までの占拠継続を確認している。
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 サンパウロ州サントス市で路面電車延長工事のための発掘調査が行われ、十七世紀の教会跡や十九世紀末ごろの工芸品などが出土。地表から五、六十センチほどの所から発見された陶器のかけらにはドイツやイギリスから持ち込まれたものも含まれているという。路面電車も延長して欲しいが、歴史遺産も保存して欲しいというのは無理だろうか。パラナ州クリチバ市でも観光という視点から、十九世紀建立のウクライナ人教会の修復作業が行われることになった。
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 インターネット上で児童、青少年を扱ったポルノ情報などが流れていると、議会調査委員会でも槍玉にあがっているグーグル社のオルクッチ。情報源を特定し、犯罪流布を防ぐために、検察庁や議会調査委員会が情報開示を求めていたが、営業停止の脅しも受けて、一部の情報開示に応じる姿勢に転化。同種の犯罪告発情報五万六千件の九割はオルクッチによるものとあっては、応じざるをえなくなったか。
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 医薬品の値上げが行われたと思ったら、今度は、ファルマシア・ポプラ―ルで扱う高血圧症と糖尿病の治療薬や避妊薬十種が値下がり。保健省通達によるもので、一センターボの値下げから九割減額まで。ファルマシア・ポプラ―ルの住所や値下がりした薬の名前はwww.saude.gov.brで。