ニッケイ新聞 2008年4月10日付け
二世として、沖縄県人会からとしても初めて県連の会長に選ばれた与儀昭雄氏。新執行部が動きだして約二週間が経過した。新役員のあいさつを込めて数人が来社し、新執行部の意向を述べた。
今回は十四人の執行部メンバーの内、八人が前執行部。松尾治前会長時代の顔ぶれが大半残っているだけに、前回と同じような体制になるものだと思っていた。
しかし、今回話した内容では、県連の定款改正や暗礁に乗り上げていた県連センター構想、県連と県人会の繋がり、県連独自で日本との繋がりなど、具体的な意見を述べていた。
「過去の整理をするのが新執行部の役目、今回の執行部は実行するよ」と希望に満ちていて、目で力強く話した。今までは構想が大きく、結局構想がなくなってしまうことが多かった。今回は宣言に実行が伴うことを期待したい。(坂)