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銀行手数料を標準化=名称統一で他行と比較を

ニッケイ新聞 2008年4月2日付け

 中央銀行の要請により金融機関は三十一日、銀行手数料一覧表を発表した。これまで銀行は内容が不明瞭な数々の手数料を徴収していたのを、中銀が一定範囲に制限するよう定めたもの。発効は四月三十日。
 銀行手数料は、中銀が昨年十二月に規格化し徴収を許可する二十種類の手数料を決めた。手数料の名称は、中銀が標準化し他行と比較しやすいようにした。手数料の金額は、各行で異なるから注意すること。
 また従来徴収していた手数料で中銀が、徴収禁止としたものもある。手数料は半年毎に調整される。調整率は、インフレ率以下としている。個人預金者が多く利用する銀行サービスは、九種類とされる。