ニッケイ新聞 2008年3月29日付け
【サンタクルス、ボリビア】サンファン日ボ協会のABJ通信三月号が、同地連合婦人会の定期総会の議題、決議事項を伝えた。「婦人学級」「フリーマーケット」に関することがらが興味深い。
連合婦人会に対して、同地のボリビア人婦人たちから「日本人の日常生活のしきたりなどを教えてほしい」と要望があったという。婦人会は、これに対し応じることとした。婦人会の比較的高齢層に教えてもらうなど方法があるのではないか、ということで、役員たちが検討する。
フリーマーケットでは、家庭で不用になったものを供出してもらって販売する。その売上げを、診療所や高齢者を対象にした恒例行事のデイサービスに活用してもらうという。
デイサービスは、診療所のアクションプランの一つで、始めてから今年が足掛け六年目。お年寄りに集まってもらって、誕生日会、遠足、ナタールの集い、忘年会などを行なっている。
またフリーマーケットは、青年会が主催することもあり、新品同様のジーンズ、Tシャツ、ドレス、靴などが持ち寄られる。売上げの一部は、やはりデイサービス費用に、と寄付されているという。