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ニッケイ新聞 2008年3月29日付け

 二十七日の県連総会は、〇七年度収支報告をめぐって一時紛糾。自身が会長だった〇五年度収支の承認問題を持ち出した中沢宏一氏(宮城)に対して、当時監査役だった大西博巳氏(広島)は「今回の総会とは関係ないこと」と反論、中沢氏が「黙っていろ」と声をあらげる場面も。結局総会は予定時刻を一時間も超過して終了。出席者からは「会議は日本語だが、進行はブラジル式。日本人なら時間通りに終わるはずなのに」との声もあった。ところが、ようやく終わって懇親会に移ると、参加者は飲み物片手に来賓あいさつそっちのけの歓談ムード。こちらも少々失礼な話では?
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 米国ハーバード大学で「ブラジル週間」第六週が四月七日から行われる。初日には「ブラジルの日本人、日本のブラジル人」という基調講演と写真展、その後「日本移民の百年」(山下かすみさん)、「日本の日系ブラジル人若者たち」映画「ガイジン2」上映会、「カフェ耕地の俳句」「チカラとケイカ、百年祭のマスコット」などが連日講演される。〃世界のハーバード〃で日本移民がこのように扱われるのが、日本の大学ではどう?