ニッケイ新聞 2008年3月26日付け
【ブラジリア支局】今年も恒例のコチア青年親睦会(高柳次郎会長)が、去る二月二十三日、インクラ地区のシュラスカリア・ランショ・パラナで催された。島内憲大使、飯星ワルテル連邦議員、日本人連合会会長の秋本満敏さん、それにサンパウロからもコチア青年連絡協議会の山下治会長の参加もあり、例年になく盛況であった。
招待客の挨拶、荒木さんによる乾杯三唱の後、今年も庄司忠夫さん提供の日本酒やビールで久しぶりの再会に話が弾んだ。
平均年齢七十歳を超えるといわれるコチア青年の薄くなった頭部を見て、言葉の与えるイメージとのギャップを思い、ヘルマン・ヘッセの「若さとは年齢ではない。気持ちの持ち様だ」という言葉を思い出しながら帰路についた。 (尼崎道雄支局長)