ニッケイ新聞 2008年3月7日付け
ブラジル農業拓殖協同組合中央会(近藤四郎会長)は、四日午前十時から、力行会会館で「第五十一回定期総会」を開催した。
近藤会長は「総会の場なので、なんでも話し合って頂ければ」と開会のあいさつを行った。
二〇〇七年度の事業報告。〇七年度の予算報告では、収入八万三三四〇・四六レアル。支出は一八万七〇四一・五三レで、一〇万三七〇〇・九九レの赤字を計上している(JATAKから約四万二千レの補助金が入っているが、会計報告には記されていない)。事業・収支報告ともにその場で承認された。
〇八年度の事業は、移民の日の六月十八日前後に、日本とブラジルの生産者同士で話し合いを行う「大豆セミナー(仮)」を開催することが提案され、開催の方向で検討していくことが決定された。
役員改選は単一シャッパだったために、話し合いの結果、近藤会長の続投が決まった。任期途中で辞職した原林平前会長を継いで会長となったため、今年が四年目の任期となる。近藤会長は「たいしたことができなかったが、ここまでやってこられた。これからも細々と続けていきたい」と就任あいさつを行った。
新役員は次の通り。
会長=近藤四郎、専務=市瀬成生、審議理事=小山ジュリオ、高橋クレウゾ、神宮エジソン、正監事=林良雄、金崎英司、城田ジョゼ、補充監事=上口カルロス、加藤パウロ、矢吹エジソン(敬称略)。