ニッケイ新聞 2008年2月29日付け
コーポレート・カード(法人カード)上下両院の合同CPI(議会調査委員会)の議長選出で与野党の駆引きが続いていたが二十七日、PMDB(民主運動党)が野党PSDB(社会民主党)へ議長席を、上程者をPT(労働者党)へ譲ることで決着した。
駆引きは二十日間に渡り、野党は別のCPI設置と国会の議事妨害を示唆した。同CPI議長を与党多数派のPMDBに任せ、CPI委員を議席数に比例した与野党合同委員会とする大統領案を与党が呑んだ。PMDBとPSDBが独自合意したことでPTは、内心面白くなかったようだ。
PSDBは、CPI議長にセラーノ上議を指名。上程者は、セルジオ下議(PT)となった。二十四人のCPI合同委員はPMDBが五人、PTが四人、PSDBは三人、その他各党から一人。PSDBは一人が議長になるので、賛否同数以外は投票権がない。それでPBDMは、議長を譲ったらしい。