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キューバ=ゴルフ天国に回生=世界の資本家を招き商談を

ニッケイ新聞 2008年2月27日付け

 カストロ首相は一九六二年、ブエノス・アイレスでチェ・ゲバラとゴルフに興じ負けた。同首相はキューバへ帰国すると、ゴルフ場を陸軍大学に改装させた。ラウル新首相は、キューバへ外資を誘致する共産主義の楽園に改装するらしい。
 新首相は、キューバに超近代的ゴルフ場を十一カ所造成する。各ゴルフ場にはリゾート・ホテルや無数の山荘を建設し賃貸する。ゴルフ産業を国策にして、従業員を特別訓練し観光客の招致に国運を賭ける。
 前首相はスポーツ産業に賭け、強豪チームを育てた。しかし、キューバは、ゴルフ場の造成にかけては古い伝統がある。数々のホールイン・ワンや世界記録が打ち立てられ、名ゴルファーに親しまれた。