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ミナス州=環境法の見直しへ=経済発展の両立で色分けを

ニッケイ新聞 2008年2月22日付け

 ミナス・ジェライス州のネーヴェス知事は十九日、コンフィンス新国際空港の設置で障害となっている州環境法の改正を行い、投資の促進を優先する意向を表明した。国際空港の周辺には、緑地帯と空港用地を特別に指定する。
 同知事は昨年十二月、落葉樹林の伐採禁止を六〇%から七〇%へ引き上げる環境法を改正した法令一七・三五三号を承認した。また北ミナス地域にエコシステムとして設定されたカアチンガ(草木林の砂地地帯)の見直しも行う。
 次は、改正案である法令一・四四四号の代替案を州議会で承認させる根回しである。同州の考古学的資産の保護も大切であるが、経済発展の保証が重要だという見方だ。国際空港は、工業団地につながる商業空港とする構想である。