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牛肉輸出はEU指定の三百牧場で決着

ニッケイ新聞 2008年2月20日付け

 EU向け牛肉輸出の再開を目指しステファネス農相は十七日、ブラジル代表がEU指定の三百牧場案を呑んだことを明らかにした。農相は、交渉再開の道が開かれたとし、将来は五千牧場の指定を目指すという。
 三百牧場だけの牛では、コンテナー一杯にも足りない数量である。ルーラ大統領は、「EUは狂牛病の問題を抱えながら、ブラジルの牧畜によくも難癖をつけるものだ」と皮肉った。