ニッケイ新聞 2008年2月12日付け
ブラジル岡山文化協会(根岸健三会長)は、十日午前十時半頃から、同協会会館で二〇〇八年度定期総会を行なった。約六十人が足を運んだ。
開会宣言、先没者への一分間の黙祷、会長挨拶が行われた。〇七年度事業報告、会計報告が行われ、その場で承認。〇七年度の収入は四万三二一七・八五レアルで、支出は四万七九七・四三レ。〇八年度事業計画、予算案発表が行なわれた。
続いて、二人の岡山・南米青年交流事業帰国報告では二十日間の滞在で得た経験を発表した。二〇〇八年度派遣海外技術研修員三人が紹介され、研修の抱負などを語った。
今年の改選では、根岸会長は「青年会、婦人部など関係者一同のおかげで、二年間会長を続けられた。今年はモジでの西本願寺建設に忙しいから」との理由で会長職を退くことを宣言していた。しかし、副会長も現在失業中などの理由で、次期候補者が出なかったため新会長選出は理事会に一任された。
総会後は、川上壮六前会長の掛け声で乾杯し、新年会を行い、会員同士楽しい一時を過ごした。