ニッケイ新聞 2008年2月1日付け
中国の旧正月(春節)を祝うイベント「新年快樂(Festa do Ano Novo Chines)」が一月二十六、七両日、リベルダーデ広場で開かれた。伯中青年会議所が主催、今年で三回目。
花火と空に舞い上がる風船が開幕を演出。二十六日正午過ぎから行なわれた開会式にはジルベルト・カサビ市長、ウィリアン・ウー連議、神谷牛太郎市議ほか、中国総領事館からも代表が出席した。その後はガルボン・ブエノ街の大鳥居から龍舞や獅子舞、クンフーの演舞が広場までパレードし聴衆の注目を集めていた。
広場の舞台では二日間に渡り、武道や太極拳の演舞、ファッションショーなどのプログラムを実施。大阪橋上の屋台で中華料理が販売されたほか、サンパウロ商業協会では、中国語講座や北京五輪の写真展示なども行なわれた。
二日間とも、打ち上げ花火で閉幕。伯メディアの報道によれば、期間中約十万人が訪れ、人出が終日東洋街を埋めた。