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和のサンバ=百周年祝い200人で行進=浴衣姿で気勢あげる

ニッケイ新聞 2008年1月31日付け

 初めての日本人主体のサンバ・チーム「和のサンバ」が十六日晩、サンパウロ市のメモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナでプレカーニバルに参加し、約二百人が日本移民百周年を祝って気勢をあげた。
 三十歳代の駐在員を中心に日本人約四十人、地元日系人ら二十人に加え、USP医学部学生による打楽器隊、ライブハウス「サウベ・シンパチア」ら計二百人が一時間ちかくパレードを繰り広げた。中でも女性ら約十五人は浴衣姿で打楽器隊に加わり、ブラジル人からの注目を浴びていた。
 気合いの入った自前の祭り装束に身を固めて参加した日本人学校教師、澤辺芳幸さん(茨城県出身、45)は「本当に楽しかった。祭りには共通したノリがある」と上気した様子で感想をかたった。
 呼びかけ人の細川多美子さんは「初めてにしては上々です」と手応えを感じていた。