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病院から仲間を奪回=武装グループ20人が蜂起

ニッケイ新聞 2008年1月25日付け

 未成年と二人の女性を含む二十人以上の武装グループが二十三日、リオ市の州立カルロス・シャーガス病院を襲い、傷の手当てを受けていた麻薬組織の頭領格の男を奪い去って逃走する事件が発生した。
 この二十五歳の犯罪組織のメンバーは今月十六日から強盗事件で負傷し逮捕されて以来、同病院に収容されていたもの。警備の警官五人が常駐していたが、ピストルや自動小銃で武装した集団に手出しできず、無血の奪回となった。
 同病院では、過去二十九年間で三度目の犯罪人奪回作戦である。