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デイサービスで遠足=サンファン日本人「長生きしていてよかった」

ニッケイ新聞 2008年1月19日付け

 【サンファン(ボリビア国)】サンファン診療所のアクションプランの一つ、デイサービスは、〇七年、五年目を迎えた。去る十二月二十一日、サービス利用者の誕生日会、クリスマス、忘年会を兼ねた遠足が行われた。参加は十五人。
 行く先はポサダ・サンタマリアの牧場。サンファンを午前九時過ぎに出発、途中景色のいいところ二カ所で道草しながら、目的地に十一時ごろ到着した。
 昼食は、スープ、オーブンで焼いたラム肉、スルビのセビチェ、マハオセット、二種類の野菜サラダ。デザートのプリンとロールケーキは、三時のおやつにした。
 昼食後は、いつものとおり昼寝。二時から全員でカルタ遊び、ゲームに勝った順に、たくさん準備された賞品のなかから、自分の好きなものを選び、思い出とした。「長生きしてよかった」「元気で長生きしていると、素敵な出来事にも恵まれる」と参加者たちの声。
 スタッフの一人、池田七奈重さんは「なるべく家族に迷惑がかからないように、自立した人生が送れるよう頑張っておられる高齢者のみなさんに、ますます元気で活躍されるよう祈りたい」と報告してしている。(ABJ通信)