ニッケイ新聞 2008年1月9日付け
猪年生まれの人でつくる「いのしし会」(近沢宗貴会長)は新年祝賀会を十八日午後七時から、三重県人会(Av Lins de Vasconcelos 3352)で開く。参加費三十五レアル、今年九十七歳を迎える〃大猪〃は二十レアル。
同会は一九八三年に発足、橘富士夫さん(元南米銀行名誉会長)が九六年まで初代会長を務めた。二代目会長の西徹さん(元バストス市長)が昨年七月に亡くなったため、近沢会長が三代目となった。
毎年恒例の新年会だが、天皇陛下崩御(八九年)ペルー日本大使公邸占拠事件(九六年)以外の年は、毎年実施しており、今年で二十三回を数える。毎年、毎年約百二十人が集まるという。
対象は今年、一歳、十三歳、二十五歳、三十七歳、四十九歳、六十一歳、七十三歳、八十五歳、九十七歳を迎える人たち。もちろん、家族や友人の出席も歓迎している。
世話人である近沢会長、清水オリジオ副会長、井田クリネウ渉外担当が七日来社、「最近は猪突猛進ではなく、曲がることもある」と笑いながら、「共に新年を祝いたい」と多くの参加を呼びかけている。
参加希望者は各世話人まで。連絡先は、5044・2609/5041・9520(近沢)、3174・2365(清水)、3288・2425(井田)、いずれもサンパウロ市(局番11)。