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「受勲おめでとう」=34団体の代表参会=後藤さんら3氏を祝う

ニッケイ新聞 2007年12月19日付け

 平成十九年度秋の叙勲で勲章を受けた本村巌夫さん、後藤隆さん、玉置正さんを祝う会が七日、文協貴賓室で行われ、知人、友人、関係者ら約百人以上が駆けつけ祝った。文協含めた三十四団体が共催。
 司会の案内で丸橋首席領事、上原幸啓文協会長、受章した三氏が壇上に登った。
 丸橋領事は挨拶の中で三氏への授章理由を述べた後「それぞれ異なる分野で活躍された三人に心からお喜び申し上げます」と祝った。
 その後、受章者代表として後藤さんが「栄誉に恥じないようこれからもがんばりたい」と謝意を表した。森口イナシオ援協会長が乾杯の音頭を取り、食事に移った。
 後藤さんとゴルフを一緒にプレーしたことのある山梨県人会長の高野隼士さんは「彼の挨拶の中で『食べるもので日系社会には大変助けられた』と言ったところに喜びを感じた」と話した。
 また、本村さんと同じ鹿児島県出身の小森広日本会議理事長は「同郷人として嬉しい。こういう受章は金で買えるものではない。これからも元気な姿で相撲や教育の面で後輩にアドバイスして欲しい」と話した。
 剣道関係で玉置さんと親交のある蛯原忠男さんは「彼は二世だが、すごく控えめな人。自分を表に出さず、周りをたてる人」とその人柄を称え「若い人の意見に耳を傾ける真摯な姿勢がすばらしい」と語った。
 旭日小綬章を受けた玉置さんは「もったいない気持ち」と率直な気持ちを打ち明け、「今回の受章で、剣道そのものにお礼をしたい」と控えめにコメントした。