ニッケイ新聞 2007年12月18日付け
第二十六回宮崎県農業青年ブラジル国派遣研修生、田口正幸さん(24)が十二日着聖した。同県派遣の青年は過去四十九人。来年三月九日まで、ブラジル各地を訪問、農業実習、県人関係者、同世代青年との交流や観光を行う。主な研修先はポンペイア農工学校、マリアルバの国府農場(ぶどう農家)、ビリチーバ・ミリン住谷農場。
田口さんは、過去、ワーキングホリディで一年間豪州に滞在、農家で働いたことがある。十四日来社し「日本の食糧自給率が下がっている。これからどうなるか、(行政が)どうするか、気になる。ブラジルの農業者と意見交換し、考え方をきき、自分の将来に資したい」と語った。