ニッケイ新聞 2007年12月15日付け
UCC上島珈琲株式会社(本社・神戸市、上島達司社長)が今年末から来年の年間を通じて、ブラジル日本移民百周年を記念したコーヒー「UCCブラジル移民100周年記念製品シリーズ」を発売する。期間限定で順次八種類を展開。第一弾として今月に家庭用レギュラーコーヒー、来年一月末に第二弾として缶コーヒーが登場する。
発売される二種類のコーヒーは、いずれもミナス州カルモ・ド・パラナイーバの下坂農園で栽培された高品質の豆を使用したもので、名称はレギュラーコーヒーが「UCC香り炒り豆 期間限定 ブラジル・シモサカ農園」、缶コーヒーが「UCC珈琲探究ブラジル100%(シモサカ農園)移民100周年記念缶」。
レギュラーは今月上旬から来年二月末、缶コーヒーは来年一月二十八日から三月末まで、期間限定で販売する。同社では来年の年間を通じて、全部で八種類の記念商品を発売する予定だ。
同社は一九三三年創業以来、日本におけるブラジルコーヒーの普及に尽力。八四年には日本のメーカーとして唯一、ブラジルに日本向けコーヒーの検査、調達を目的とした現地法人を設立している。