ニッケイ新聞 2007年12月14日付け
メトロポリタン公社(地下鉄)第二号線は十二日、延長予定地のヴィラ・プルデンテ区の家屋接収で交渉を始め、公社の訪問を受けた住民が驚いている。同区だけで二百三十五戸が、接収対象となっている。
地下鉄敷設の通告は年初、受けていた。十二日は、一月から住宅解体開始のお知らせという。延長線は、二〇一〇年までにタマンドァテイとサコマン、アウト・ダ・モッカの三駅を完成し、ヴィラ・プルデンテに車庫を造るらしい。
接収の補償額は市の家屋税がベースなので、補償金での住宅買い替えは難しいようだ。店や修繕業を営む場合は、顧客が土地に付属するので評価が難しい。