ニッケイ新聞 2007年12月14日付け
ブラジル人の常食フェイジョン・カリオッカが十二月だけで二一・七八%高騰し、年間累計で七六・二九%の値上がりである。政府は、値段が安く栄養分が豊富な大豆を代用とするように奨励している。
他にも低価格のエルビーリャ(グリンピース)やレンチーリャ(レンズ豆)もあるが、当局は目下、大豆の料理法を研究中である。フェイジョン・カリオッカが、キロ当たり六・五九レアルに対し大豆は僅か一・九五レアルである。
フェイジョンの生産地が干ばつのために向こう六カ月間は、値下がりの見込みがない。