ニッケイ新聞 2007年12月4日付け
広島県人会が毎月行なっているデイサービス「もみじの会」が先月二十二日、同県人センターで催された。今年最後となった今回、約四十二人の出席者が歓談やレクレーションを楽しんだ。
同会は、高齢者の憩いの場を作ろうと〇四年から始まり、好評を呼んでいる。
血圧測定などの後、婦人会とボランティアが二日間かけて準備したちらし寿司、アジのフライ、さくら餅の昼食に舌鼓を打ちながら、歓談を楽しんだ。
レクレーションでは、童謡を歌いながら、元気に全身を動かし、笑顔がこぼれていた。
後半には、サンタクロースが登場、全員にプレゼントを手渡した。なお、恒例の誕生会も併せて行なわれた。プレゼントは、「池崎商会」「さくら醤油」、カタログ販売業「ヒロシマ」から、寄付されたもの。
初めて参加したという松岡レイさん(87)は、「こんなに楽しいなんてビックリ。お昼ご飯も美味しい。また今度も来たい」と満足顔を見せていた。