ニッケイ新聞 2007年12月4日付け
会館売却案を審議するため今月二日に臨時総会を開いた鹿児島県人会。園田昭憲会長はこの総会にあたり、いつでも責任を取れるようにと登記所の認証を取った辞表届けをこっそりと持参していた。会議の席上でも「酒を飲んでいるときでも県人会のことが頭から離れない。今回の件でもいつでも腹を切る覚悟でいる。ぜひ信用してほしい」と述べていた。同会長は総会後「このくらいの覚悟でやらないとやっていけない」と話していたが、ぜひ同じ意気込みをサンパウロの百周年協会の責任者にも見せてほしいところ。
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名講演家との噂に違わず、チバ・イサミさんの話には端々にウィットに富んだ内容が挿入され、聞く人を飽きさせない。「悪い容疑をかけられた日本人はすぐに自殺するが、ブラジル人は次回こそ捕まらないように、さらに悪知恵を働かす」。他にも「男は一日平均二千語から三千語しゃべるが女は六千語から八千語。一番しゃべる男の二倍しゃべるのが一番しゃべらない女。だったらしゃべる仕事は女に任せるべき。自分が得意な場面で活躍するようにしたらいい」。ためになって面白い講演はなかなかできるものではない。
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一日付け本面で、一九五八年の一年間にサントス港に到着した移住者の集いの案内を伝えたところ、世話人から連絡があった。記事に掲載した八隻の移民船のほか、同年には六月十日に「ルイス号」が到着していると追加の案内。集いについては既に問い合わせが来ているという。